こんばんわ!
タナカです。
だいぶ更新が滞っていました。。
またこまめにアップしていきますので宜しくお願いします!
さてタイトルにもあるように先日栃木レザー社に研修に行ってまいりました。
栃木レザー社というのは生き物としての皮から腐らないように製品としての革への鞣しという作業をする、
会社になります。
鞣し工場の事をタンナーと呼び、
この行程がないと革製品は生まれないので、
革製品にとってとても重要な場所となります。
mincaのアイテムはこちらの牛革を使用して製作しており、
大変お世話になっています。
せっかくの機会なので、鞣しという行程を
数回に分けてご紹介します。
(生々しい画像も少しありますのでご注意ください)
まずは革の元となる原皮です。
北米を中心に輸入しており、
塩漬けの状態で集まってきます。
(一部国産の皮もあります)
表面についた塩分や汚れを落とすため、最初に水洗いをします。
巨大なドラムにて行います。
近くで見るとかなり大きいです!
水洗いが終わると加工しやすいように背割りという作業になります。
これは背骨のラインにそって左右それぞれに分割し作業効率を上げます。
洗い立て
これを二人一組にて、裁断します。
見事な包丁さばきでした!
次は石灰漬けにより、脱毛と不要についている脂肪を分解します。
濃度の違う石灰乳と呼ばれる槽にに順番につけていきます。
ローラーを使い槽を移動している所です。
続いて残っている余分な脂肪や汚れを機械を使い
完全に除去します。
ローラーで挟み込んで汚れを落とします。
本日はここまでです。
次回はメインとなるベジタブルタンニン鞣しの行程から紹介します!
タナカ