こんばんわ!
タナカです。
だいぶ間隔があいてしまいましたが、栃木レザーのレポートの3回目です。
興味のある方はご覧くださいませ!
ちなみに過去記事はこちらから
その①その②
宜しくお願いします。
前回は鞣した革に加脂を行い、革の柔軟性や耐久性を高める行程まででした。
今回はその続きとなります。
セッターという機械を用い、厚みを均一にして、
加工しやすいように十分伸ばします。
うまく写真が撮れませんでした。
すみません。。
この時点ではまだ革に湿気が残っていますので、
おおよそ10日間ほど自然乾燥します。
製品の一部はこの時点で素上げのヌメ革として計量、出荷するものもあります。
そうでないものはこの後、セッターなどで整えられないほど不均一な革の厚みを
革漉きという行程で調整します。
グルグルと刃が回っていて、
この機会を通すと革が漉かれていきます。
もちろん熟練の技術と経験がないとできません!
厚みの指示が書かれています。
4.0ミリの厚さにするという事です。
これでもまだかなり分厚いですが。
続いて革の柔らかさや風合いを調整するために
再度鞣しを行います。
この後ドラムを使って染色をします。
色の調合はもちろんレシピがありますが、
季節や条件によって職人が微妙に変えて作っていますので、
一枚一枚独特な風合いが生まれます!
本日はここまでです。
次回で完結しますので、
また気長にお付き合いいただけると幸いです。
ありがとうございました。
タナカ